表面欠陥検査装置とは?
今回導入しましたフィルム用表面欠陥検査装置はラインセンサ―カメラ方式で、押出直後のフィルムがカメラ直下を通過する時に欠陥を検知。
フィルムに発生することがある異物、未溶融物、フィッシュアイ、キズ、ピンホールなど、様々なフィルムの欠陥を連続的に高精度カメラで検知します。
今回の装置は画像処理専用ハードウエアで高速処理を実現。スポット試作はもちろんのこと、継続生産時もリアルタイムで各種拡大画像の表示が可能です。
〇検知された欠陥は専用モニターでリアルタイム表示!
上記のような拡大画像の確認が可能です。
〇欠陥は専用ソフトでMAP化やグラフ化を行います。
欠陥明細一覧、欠陥MAP、欠陥画像一覧など、試作後のレポート作成も!
Tダイ 大型機EX7 & 小型機EX1 で使用可能です!
今回の表面欠陥検査装置は、弊社のTダイ単軸押出機 大型機EX7 と 小型機EX1 いずれも使用可能ですが、フィルム幅により検出可能な欠陥サイズは異なります。
➊750mmダイス:
製膜有効幅500~600mm ➡ 100μ欠陥検出
➋400mmダイス:
製膜有効幅200~300mm ➡ 50μ欠陥検出
➌200mmダイス:
製膜有効幅100~150mm ➡ 20μ欠陥検出
小型機EX1では最小20μの超高精度な微細欠陥の検出が可能です!
二軸混錬押出機 ダイレクトTダイはオフラインで!
弊社がご提案しております二軸混錬押出機ダイレクトTダイ(Direct T)のフィルム製膜試作にもご利用が可能です。
ダイレクトTダイの場合、インラインではありませんが後日オフライン欠陥検査を承ります!
みなさまの各種フィルム試作に今回の表面欠陥検査装置を是非ご活用いただきましたら幸いです。
前工程、後工程も安心して
易接着など前処理、スリットやシートカットなどの後加工も様々な装置を駆使してワンストップを追求する。
自分達の使命はユニバーサルな未来モノづくり。